2010年1月16日土曜日

2009年 スペイン クルーソー460評価

2009年秋に行った、スペインでのクルーソー460テストの結果、コックピットのフィット感、航海性能、操作性能はすばらしいが、ロール時の浸水大、コーミング後ろが高すぎて、反り返りがしにくく、ロールがやりにくいということでした。2009年秋からの改良で、その問題を改良しました。具体的には、船体布のコーミング部分のフラップをコーミングのエッジを超えるまで立体的な縫製で延長し、コーミングからの浸水を防ぎ、また、スターンフラップに柔軟なネオプレン素材を接着することにより、十分な防水性を持たせることに成功しました。コーミング後ろの高さはコックピットポッドの型そのものを作り直し、-3cm低くしました。コーミング後ろが、平らに近い形状になり、背負うバックパックパネルを取り付けた際、ちょうど腰部分がうまくフィットするという、うれしい効果もありました。スペインでのテストの様子はYOUTUBEで見ることが出来ます。