2010年10月24日日曜日

荷車肩掛け式運搬方法

荷車という昔の人力での運搬車両の引き方に、肩掛けベルトをたすきのように掛ける方法があることを教えていただき、ツーリング途中、テント、寝袋も入れた10kg程度の大型ザックも背負い海から駅まで5km歩いてみました。肩掛けベルトはクルーソーに標準装備されているショルダーストラップです。
カヤックの重みがうまく体全体にかかり、手が痛くなるとか、肩が痛くなるとかいうことなく、スムーズに歩くことが出来ました。両手もフリーになります。昔の人の知恵はすばらしいなあと実感しました。CRUSOEとはロビンソンクルーソー由来の名前なのですが、英語で独力で生きる、人にも知られず敢然と偉業を達成しようとするなどの意味もあります。この方法なら陸上での長い距離の移動もより独力で出来るようになり、理想に近づきました。
肩掛けベルトはたすきのように肩からわき腹にまわします
ハンドルの付け根あるいはステンレスリングに取り付けます。

運搬時もカヤックツーリング時も無駄のない装備

2010年10月23日土曜日

スターンデッキパイプ改良

キャンプツーリングの際、テント、寝袋などの大量の荷物を電車、歩きで持ち運ぶのに、防水でない大型ザックはカヤックツーリング中荷物になるだけ。大型ザック自体が防水バッグなら、荷物をより減らせます。しかし大型防水バッグはかさが高く、カヤック内部に収納するにはスターンデッキがフルオープン出来て、デッキパイプも取り外せないと入りません。そこで、スターンデッキのデッキパイプはカヤックを組み立てた状態からでも取り外せるよう改良しました。
スターンデッキパイプのコックピットポッドとの接合部分をはずすことが出来ます。
ジョイント部分がスライドするという単純な構造
このような感じで出し入れします。コックピットすぐ後ろの内部バックルははずしません。
防水バッグを入れてデッキを閉じました
クルーソーのシートを60L大型防水バッグの背負う部分に入れれば、分厚いクッションが背中にフィットし、本格的な登山ザックのような背負い心地です。使用後でシートがぬれている場合は、ビニール袋などに入れると、他のものを濡らしません。

2010年10月21日木曜日

テストコース2

今週納品させていただいた方から、標準装備のショルダーストラップを荷車の肩掛けのように使うというアイデアを頂き、早速試しに海に行ってきました。ついでに最近、背負うタイプの60L大型の防水バッグをスターン荷物室に簡単に入れれるように改良をしたスターンデッキの使い勝手のテストも行いました。スタートは相生ペーロン城。6km進んだおわん島で上陸。大型防水バッグの出し入れのテストのためで、キャンプするわけではないのですが、防水バッグに入れていたテントを組み立て、寝袋を敷き休息。
きれいな形のおわん島
中ノ唐荷島と沖ノ唐荷島の間を通り抜ける
新舞子に上陸
ここから荷車肩掛け式ベルトのテスト。5kmの歩きのスタート
次の記事でスターンデッキの改良部分と、荷車肩掛け式移動の紹介をします。

2010年10月1日金曜日

イエローデッキ

クルーソー415イエロー発送前の最終チェックをしています。
最近イエローデッキのご注文が増えています。黄色と黒のはっきりしたコントラストがきれいということと、特に海ではよく目立ち、安全性が高いという実用的な面もあります。