強風の中、クルーソー460のテストに行ってきました。製作に追われて時間がないので、場所は姫路市内、20分で行ける網干港です。早朝、コックピットポッドその他FRP製部品のゲルコート吹きつけ、バウ・スターンの曲げFRPステムの積層などを済ませ、出発。
工場地帯でとてもツーリングを楽しむといった雰囲気ではない場所ですが、多少砂浜もあり、波も立つのでテストには好都合です。最近はカートを多用しています。組み立てやすい場所で組み立ててからそのまま海面まで引っ張って運び、カートは小さく折りたためるので、カヤック内に収納します。波は高くないが、追い風で漕ぐと時速13kmで進むほどの強風。逆に向かい風だと時速1kmになることも。460も本当に癖のない素直な操作性で、ラウンドに少し近い形状のハルのため、波の影響も受けにくく、強風下でも自在に操れます。数時間テストを行いました。
帰りは楽をしてヨットハーバーの桟橋を利用して上陸。強風でカラーン、カラーンとボートの金具か何かが当たる音が響いていました。
カートは使い出したらやめられません。