2020年9月12日土曜日

新型クリップ

クリップの設計を変更し、射出成型で出来上がってきました!固すぎず、柔らかすぎず、ちょうどいい保持力にするのはなかなか難しいのですが、適度な保持力で上手くできました。指に当たってもケガをしにくいように、先端の角のRも大きくし、設計の工夫と気泡のない射出成型により耐久性も増しています。

左は3Dプリンターで発注前に試しに出力したもの。3Dプリンターで出力できるのは実際に使う樹脂と同じ材料ではないので、樹脂の弾性率の比較とこれまでの経験で特性を予測するしかないのですが、それでも数十万円する金型発注前に何度でも形状を変えてすぐ実物で試せるのは本当にありがたいことです。