2015年1月29日木曜日

エクスペディションウレタンボトム・テスト

これまで数艇、エクスペディション用に使用したことのある通常の1.5倍厚、3倍の引き裂き強度を持つTPUファブリックの特性をもう一度確かめるため、唐荷島に行ってきました。
 
苅屋の波止からスタート。
 テスト用に製作したクルーソー460用船体布オフホワイト。エクスペディションボトム以外にも数箇所、2015年用に改良しています。
約6.5km進んで 唐荷島。
 出来立てのオフホワイトデッキはとてもきれいです!
 昨年、東京で写真家・小貝さんユーコン川報告会があり、その時使用されたエクスペディションボトムがどのぐらい痛んでいるか、確かめたのですが、荷物満載で3週間400kmも下っているのにほとんど痛んでなくてびっくりでした。緩やかなユーコン川ということもあったとは思いますが。
 
 これからエクスペディションボトムを使用したアラスカ・カナダインサイドパッセージ撮影遠征用に取り組みます。

2015年1月28日水曜日

グレートトラバース 15min 鳴門海峡 放送

NHKBSプレミアムでは「グレートトラバース・日本百名山一筆書き」の本編では紹介できなかった映像を毎日15分放映しています。今日AM11:40分から鳴門海峡横断の放映があるようです。

2015年1月10日土曜日

北極点挑戦用、ソリ引きテスト

北極点挑戦ではカヤックは迂回できない氷の割れ目で人を運ぶ役割と、海面に浮かべたソリを引っ張る役割があります。重いソリを引っ張ってどのぐらいのスピードが出るのか。昨年はこちらではほとんどテストが出来なかったのですが、荷物を載せたソリの代わりに人65kgを載せた3mカヤックを引っ張ってみました。
 組み立ては4分30秒かかりました
キールを明確に出した事もあり、あまり振られず、 結構すいすい進む。
 

2015年1月3日土曜日

2015 新年スタート

新年あけましておめでとうございます!
昨年も本当に多くの方々にお世話になり、ありがとうございました。
2015、本年もよろしくお願いいたします。
 
今年もスタートは単独無補給徒歩北極点挑戦用フォールディングカヤックです。
 昨年は開発の時間がほとんどなかったこともあり、クルーソー415をベースにー50℃に耐えれるようにだけ改良したのですが、今回は船形デザインから構造、組み立て方式、材料すべてに単独無補給徒歩北極点挑戦に特化した特別なフォールディングカヤックになっています。全長305cm、全幅75cm、重量8.5kg、もう少しフレームの厚みを削りなんとか目標の8.0kgに近づけたいところです。通常フレーム収納袋として使用している小さい袋に収納でき、組み立ても4分でできます。
 短い全長で直進性を確保するためキールはしっかり出しています。
水面に浮かべたソリを引っ張るためにデッキラインをコックピット後ろから水面に降ろします。

これから本格的なテストが始まります!