2020年5月15日金曜日

苅屋~相生 カヤックセイリング・新型LITEPODテスト

セイリングキットの改良、2020年新型モデルLITEPODのテストにいつもの苅屋~相生に行ってきました。今回は電車移動も入れてのONEWAYツーリングです。
スタートの苅屋の岸壁。本体、ラダー、セイルのフルセット組み立てでどのぐらい時間がかかるか。急いで18分でした。本体8分ぐらいなので、ラダーとセイルで余分に10分ぐらいかかっていました。一見XPODに見えますが、新しい発想のコックピットポッドでLITEPODというモデル名です。

 セイリングキットも少し改良を加え、デッキ布が傷まないように丸形FRPプレートにPVC布カバーをしてマストはグラスファイバーパイプに、ロープストッパーはデッキ前の丸形プレートに固定してしっかりと留めれるようにしました。


しかし風予報に反してほとんど風が吹かず、時速3kmという超低速で進む。途中ブシューという音が何度もする。スナメリの呼吸音かも。超低速のセイリングはパドリングよりもさらに静かでほぼ無音で進む。カヤックの低速セイリングは最も静かに海を楽しめる移動手段かもしれません。
相生湾の入り口辺りでようやくいい風が吹いてきました。風は強いものの追い波でちょっと不安定な進み方でしたが、セイリングだけで時速7km、パドリングと組み合わせると時速10kmぐらいを維持できる場面もあり、なかなかスリリングな体験が出来ました。強風でもベースはしっかりとブレなくマストを支えています。
 相生ペーロン城で上陸し西相生駅から姫路駅へ。一時期と比べるとだいぶん人の動きが戻ってきていました。